
体温を感じあうということ
人の体温にすごく敏感な昨今。
どこへ行っても、体温はそこへ入れるか入れないかの一つの指標になり、あることが悪であるかのように感じてしまうけど、そもそもはあって当然のもの。
体温にネガティブなイメージが付きまとう今だからこそ、体温について考えたくなった。
私自身、「体温」という単語には胸が熱くなる。
体温を感じる作品が好きだし、体温を感じる文章は涙が出るし、私自身体温を感じるものを世に送り出したいと思う。
世の中の人たちが、体温を伝え合い、体温を感じ合える世の中だったらいいなぁと思う。
近くても、遠くても。
「私の体温を伝えたい」という想いがあれば、それはきっと伝わるんだと思う。
まだリモートワークという言葉が広まる前から、私たちNOSE COMPANYのリモートワークは始まった。始めはずっと画面越しで会っていた。
なんの計画もない見切り発車のところから、とりあえず毎週やってた会議はとにかく楽しかった。それはそこにみんなの体温が集まってたからだと思う。
そしたら自然と私たちに興味を持ってくれる人が現れ、気付けば仲間が結構出来た。今思えば奇跡。あの時の何もない私たちに近寄ってきてくれてありがとう。
物理的に離れていても、体温を持ち寄ることは可能だということがわかった。これはすごく良い経験になった。
この経験があれば、きっとまた何かの時に、それぞれの体温を持ち寄ることが出来るんだと思う。
それぞれの場所で経験を積んで、それぞれがパワーアップして、もしまた持ち寄って何かを手掛けることがあったとしたら、それはそれはアッツアツの火傷物件になりそうな気がするw
近くに居る、触れられるという体温の感じ方はもちろん最高だけど、やっぱりどこに居ても「この体温を伝えたい」という想いが一番大事な気がするから。
伝えたい時に、伝え合える関係性である、ということがうちらが築き上げた大切なものなんじゃないかと思う。
体温についての考察をしようと書き始めたけど、その部分に関しては薄く(力不足)、気付けば手紙になっていました。
卒業おめでとう。
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monaLABO(こころの研究所)

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