私、小さい頃から、夢がなかったんですよね。

歯医者さんになりたいとか、先生になりたいとか思ったことはあったんだけど、どうしてそうなりたいのか、なってから何をしたいのかとか、自分で全然わかってなかった。

大学の就職相談の先生にも、しっかりした考えがなく、ボヤボヤしていて怒られたことがあるほど。それくらい自分がわからなかった。

わからないまま、何となく進んできました。

目の前のことには一生懸命取り組んできたし、今まで経験してきた仕事はやりがいもあって、こころからやって良かったとは思ってる。出会いにも感謝しているし、その経験を誇りにも思う。

けど、私は何をしたいんだ？という漠然としたこの問いは消えないままでした。

NOSE COMPANYの仲間に出会いたての頃、現社長くーちゃんが

「将来の夢が職業でなきゃいけない意味がわからない」

って言ってて、私衝撃を受けたんですよね。

それじゃん。

小さい頃考えなきゃいけなかったのって「どの職業に付きたいか」じゃなくて、「自分は何をしたいのか」じゃん。

自分の才能を活かして、何を表現したいのか。

自分の得意なことで、誰を喜ばせたいのか。

自分の好きなことで、社会にどんな価値を生み出したいのか。

考えなきゃいけなかったことって、こういうことだよなって。

仕事ってそもそもそうだよな、って。

「かっこいい！」とかで特定の職業に憧れを持つのも悪いことじゃない。むしろ全然良いと思う。

でも、その先に何を求めてるのか。その先の人生の目的がわかっていないと、「仕事をする」ことが目的になってしまう。

「仕事をする」ことで、何を表現したいのか。

「仕事をする」ことで、誰を喜ばせたいのか。

「仕事をする」ことで、どんな価値を生み出したいのか。

「仕事をする」ことが目的なのではなく、その先にある目的のために仕事がある。

この考えがわかってなかったから、私は就職相談の先生に怒られたんだろう。

そしてそれを真剣に考え、やっと自分で理解し始めたのは最近のこと。

これに気付くのは遅かったかもしれないけど、遅くても気付けて良かったと思ってる。

もともと仕事が好きだったけど、さらに好きになったからね。

改めて、小さい頃のように夢を考えました。職業じゃない夢を。

やっぱり、私の夢は

「魅力や才能を発揮して、自分らしく生きる人を増やすこと」

自分に向き合い、自分のやりたいことは何だろう？と研究し続けた結果見つかった夢は、全くブレない私の芯になりました。

あなたの夢は、何ですか？

monaLABO（こころの研究所）

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