《自分で決める》って大事


今となっては、「家に帰ってきてすぐ手を洗う」ってマストじゃないですか。



コボもだいぶ自分で手を洗うのが上手になりましたが、

家に帰ってきて私が

「よし、じゃあ手を洗おう〜!」

と誘うと、とりあえず

「やーーだーーーー!!」

ってなりますw



これは、イヤイヤ期になる前からそうでしたw



手を洗うというのは習慣付けたいし、何か作戦を立てよう!と考えたのが、

《誰と洗う?作戦》

ですw(あまりかっこいい作戦名思い付かなかったw)

《手を洗う時に洗面所に持っていくおもちゃを2、3個自分で選ぶ》という作戦です。



外から家に帰ってきて、すぐに

「手を洗おう〜!」

じゃなくて、

「今日は誰と手を洗う?」

と聞くと、

「ドクターイエローとはやぶさ!(どちらもプラレールの新幹線)」

と、お気に入りのおもちゃを持ってスタスタ洗面所に来てくれます。



あとは洗面所の脇におもちゃを並べ、

「コボ君が手を洗うの応援してくれてるよ〜!」

と言えばコボはご機嫌で手を洗いますw

(本当は手を洗う前におもちゃを触らない方が良いとは思いますが、うちではこれが最小限に抑える方法ですw)



最初はただ帰ってきてすぐスムーズに手を洗う方法はないかな〜と、とりあえずやってみた作戦なのですが、

後から考えると、上手くいったちゃんとした理由があるなぁ〜って気付いたんですよね。




それは

《自分で決める》

という一段階を入れたこと。




「手を洗うよ〜」って完全に私のやりたいことであって、コボのやりたいことではないんですよね。

手を洗うということに対しての、コボの意思がそこにないんです。

それじゃあ完全に「やらされてる」状態になってしまう。

そりゃあコボとしてはつまらないですよね。

だから、《おもちゃを選ぶ》というコボが《自分で決める》一段階を入れたことで、手を洗うことに対してのコボの意思が生まれて、自分から進んで洗ってくれるようになったんだと思います。



ぜひ自分に置き換えて考えてみて欲しいんです。


自分がやることを、人に決められるってめっっっちゃ嫌じゃないですか?w


朝何時に起きて、何時にご飯食べて、何時に遊んで、何時に寝る、を人に全部決められて生活するって想像したら……めっちゃストレスじゃないですか😭

でも実際子どもの生活って、そうなんですよね。

まだ自己管理が出来ないから、食べるとか寝るとか健康に直結するし、その他にもまだ親が管理しなきゃいけないことはたーーくさんあるけど、

その中でも《自分で決める》瞬間を出来るだけ増やしてあげたいですね。




そしてこれは、子どもだけではなく大人もそうです。

大人になったら《自分で決める》力があるはずなのに、知らないうちに他人に決定権を渡してしまっている場面って結構あります。



「本当はやりたい仕事があるけど、親がこの仕事にしたらって言ってたからそうしてる」

「本当は今日一日休みたかったけど、友達の誘いを断れなくて仕方なく行ってきた」

「本当はずっと挑戦してみたいことがあるんだけど、周りの目が気になって踏み出すことができない」



これって、他人軸です。

自分の人生なのに、決定権が他人っておかしくないですか?😭

自分で決めたことなら、失敗したって、良い経験になったなって思えます。

でも他人軸で決めたことなら、どうして自分を信用してあげなかったんだろう…って思いますよね。



コボが、一緒に洗面所に行くおもちゃを自分で決めたら手を洗うのが楽しくなったように、

毎日《自分で決める》を繰り返すと、毎日が楽しくなります。

自分で決めたことによって、やる気も出るし主体的に取り組むことが出来るからです。

「どんな風にしたらいいかな?」
「こんな結果になるように頑張ろう!」
「こうしたらもっと楽しくなるかも」

そんな気持ちが出てきて、自分が決めたことで、自分の未来がどうなるかワクワクする気持ちが出てきます。



失敗してもいいから《自分で決める》という意識を持って進んでいくと、

「自分の人生って自分の選択で出来てるんだ」

って、自分の意思をもっと尊重してあげなきゃって思う瞬間がきっと来ます。



まずは、目の前のすごく小さな選択から。

今日、何時に寝る?w



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