あなたの夢は何ですか？

2021年09月13日(月曜日)

こんにちは、よっちゃんです。

何年か前のことなんですが、すごーく印象に残ってる出来事があって。

今日はその話をしたいと思います。

まだ20代で結婚もしていない頃、友達と立ち飲み屋でお酒を飲んでたんですね。（立ち飲み屋てw）

その友達と店員さんと3人でお話しをしていて。

私が急に「最近夢を見つけたんだよね〜！！」って言ったんです。

そしたら「なになにー？」って聞いてくれて。

「一軒家に住むこと！！」

って言ったら、その店員さんに

「なんだ、お金あれば出来ることじゃん」

って、冷めた目でさら〜っと返されたんですよねw

で、その店員さんの反応に少し「ムッ」とした自分がいたんですが、でも心の奥で「たしかに」って思っている自分もいたんです。

たしかに、それはお金があればできること。

ということは、私は「お金が欲しい」って言ってるのと同じじゃんって思ったんです。

それに気付いたら、なんか自分に若干むなしくなってw

もちろん「あれが欲しい」「これが欲しい」があって、それのために頑張るって全然良いことだと思うんです。短期的な目標になるし。

車が欲しいとか、高級時計が欲しいとか、ブランドバックが欲しいとか、デパ地下の化粧品が欲しいとか。

ただ、もしそれが「他人に負けないため」とか「他人よりよく思われるため」という理由が奥底にあったりすると、それってしんどいよなぁと思うんです。

「本当にそれが好きだから欲しい！」だったら全然OK。

でも、「人と比べて優れてるものが欲しい！」だと、本当の幸せは遠ざかってしまいます。

上には上が絶対いるから。人と比べると、終わりがないんですね。

そうするとずっと「自分は劣っている」という思い込みになってしまうから。

「地位材」

という言葉があります。

地位材とは「他人との比較で幸せを感じるもの」。収入とか、昇格とか、貯蓄とか、持っているものとか。

非地位材とは「他人との比較関係なく、幸せを感じられるもの」。自由とか、健康とか、成し遂げたいこととか、愛情とか、人との関係性とか。

地位材で得た幸せは長続きしにくく、非地位材で得た幸せは長続きしやすいです。

20代立ち飲み屋での私は、地位材が欲しいという気持ちで「家が欲しい」っていったんじゃないかなぁと思うんです。（今はどこに住んでいても、家自体を大切にしていたり、家の中がどれだけ整っているかの方が大事かなぁと思っています。）

でも、家をゲットしただけではずっと幸せが続くわけじゃないと悟ったから、少しむなしくなった。

家をゲットしたその先の夢もなかったし。