私が「独学」が好きな理由


私は今、monaLABO(こころの研究所)というのを作って、人のこころの仕組みを研究しています。

研究所と言っていますが、メンバーは私一人ですw

関わってくれてる人はたくさんいますが、正式メンバーは私一人ですw

なぜ、研究所にしたかというと、私が研究したいからなんです。人のこころの仕組みを単純に知りたいと思ったから研究所と名付けました。



今のところ「独学」でやっています。

「独学」といっても、たくさんの本は読んでいるので、たくさんの著者さんからの教えはもらっていますが、どこかの大学で心理を学んだり、心理系の資格を取ったりはしていません。

今までも「大学で学べばさらに深い研究が出来るんだろうな」「心理系の資格を取った方が良いんだろうか」と思い、色々調べたこともありましたが、なぜか気が進まないのです。

既に多くの知識や経験を持っている人から学べば、私の成長スピードも上がるだろうし、学びの時間をショートカット出来るだろうな、と思うのですが、未だにどこかの門戸を叩いたりはしていません。

人のこころの仕組みに興味があって、それを研究したいという気持ちがあるのに、「どこかで学ぶ」ことに一歩踏み出せないのは何故なんだろう…ってずっと考えてたんですが、

やっと最近、私が「どこかで学ぶ」ことに気が進まない理由が分かってきました。



それは、【考える時間】が好きだからだと思うのです。

“自分なりの答え”を求めて進んでいく過程が好きなのです。

私は今までの勉強って、“答え”を聞いてわかった気になっていることの方が多かったと思うのです。自分で考える、ということをあまりしてこなかった。(特に高校・大学。高校に関しては勉強諦めすぎてわかった気にもなれなかったけどw)

でもだからこそ、自分なりにこころの研究をすることで「自分で考える学びって、ものすごい楽しい!」を知れたことがすごく自分にとっての喜びなんですよね。すごく難しいし時間もかかるんだけど、その時間を持つということが自分の幸せに繋がるなぁと実感しています。

そんな経験もあってからか、私の場合はすぐ誰かに学びに行くより、まず自分で【考える時間】を多く取るための独学という道を選んだのかもしれません。



私は自分の人生で、【考える時間】を多く持ちたくて研究所を作ったんだと思います。



そして、こころの研究といっても、単純に心理学だけを勉強したいってわけじゃないんですよね。

ビジネス書も好きだし、エッセイも好きだし、小説とか詩集とかも好きだし、最近は生命科学の本に夢中になっていました。

読む本の種類は様々ですが、結局読んでいる本から私が受け取っている情報は「人の命」について、なんじゃないかなぁと感じています。

みんなが自分の命をどう使っているか、命という時間を使って何を達成したいのか、命に関してどういう考えを持っているか、を感じて読むことにワクワクを感じています。



始めは「人のこころの仕組み」に興味があるのかも、と思って立ち上げた研究所ですが、本質は「人の命」に興味があるのかも、と思い始めています。

人はなぜ思考するのか、なぜ感情があるのか、命とは何か、時間とは何か、意識とは何か、、、とか、そういうことにすごく興味があるのかもなぁって。

いつ“答え”が出るのか、自分で“答え”に辿りつくことが出来るかも分からないのに、それについて考える時間がすごく好きなのです。



「人の命」というと、科学の話ですか…?と難しく感じる人も居るかもしれませんが、「自分が何をして生きていきたいか」を考えることって、結局「自分の命をどう使いたいか」を考えるということですよね。なので、あなたも「自分の命をどう使いたいか」を考えたことがあると思います。

私は数年前、「自分はどんな人生にしたいか?」と考えた時、「自分の好きなことや得意なことで、自分の命を表現していきたい」と強く思ってました。そしてそれが出来ていれば必ず幸せな人生になる、とも思ってました。

でも今は、「好きなことや得意なことで自分の命を表現していく」というのは、幸せな人生を生きるためのゴールなのではなく、「自分の命をどう使うか考えるための入り口」なのかな、と今は思っています。



例えば私は、「自分の命をどう使うか考えるための入り口」として、「人のこころの仕組みを研究する」という好きなことをしている。

「人のこころの仕組みを研究する」という好きなことをしている時間もすごく幸せなのですが、それと共に「自分の命をどう使うか考える」という時間もあるとさらに幸せなんですよね。「自分の命を使って、何を達成したいのか」「自分の命を使って、何を感じたいのか」と考える時間。

逆に、研究ばかりに時間を使って、「自分の命をどう使うか考える」という時間がなくなってしまうと、研究の時間も楽しめなくなってしまうと思うのです。

ということは、人が幸せを多く感じられるようになるのは、好きなことをして生き、かつ「自分の命について考える時間」をどれだけ取れるか、なんじゃないかぁと今は考えています。



人にはそれぞれ好きなことや得意なことがあるけれど、それは【自分の命について考える時間】を取るためにあるんじゃないだろうか。

人にとって、本当にしんどいことって、お金がないことよりも、人間関係で悩むことよりも、【自分の命について考える時間】を取るこころの余裕がないことなんじゃないだろうか。

その余裕を持つために、自分が好きなことや得意なことで、自分のこころを喜ばせて余裕を持つことが必要なんじゃないだろうか。

最近、そんなことを考えています。



私は、私と出会う人に、ブログを読んでくれている人に、

「自分の命について考える時間を持って欲しい」

そう思ってるんだな、って気付きました。



ブログやカウンセリングでたくさんのメッセージを伝えさせてもらってますが、それはあなたにとっての“答え”ではありません。

自分の命に対しての“答え”は、自分でしか出せないはずだから。

私はあなたにとっての“答え”を出したいのではなく、「自分の命について考える時間を持つ」ためのキッカケになる発信をしていきたいと思っています。



なので、あなたが私のブログを読んだ後、私とカウンセリングで話した後に、「自分の命について考える時間」が少しでも増えたなら、それは私にとってすごく嬉しいことです。それが本当のこころの豊かさに繋がると思うから。

カウンセラーって、お悩み解決の人ってイメージがあると思いますが、私の場合、カウンセリングに当たって「すぐスッキリする」「すぐ解決する」が最善ではないと最近は感じています。(もちろんちゃんとスッキリする部分もあると思いますがw)

なぜなら、「すぐスッキリする」「すぐ解決する」と腹持ちが良くないからです。すぐ消化されてしまう。やっぱりこのブログでも書いたように、腹持ちの良いメッセージを伝えたいと思ってしまいます。

私のメッセージで「どういうことか気になる」「本当かどうかやってみよう」「言ってること本当にそうなの?w」と、自分の命について考える時間を持ち、それを行動に移してみるか、という気持ちになってくれたら最高です。



当たり前ですが、私があなたの人生を変えることは出来ず、あなたの人生を変えるのはあなた自身しかいないので、あなたが自分の命について考えるキッカケになるためのメッセージを伝えられる人になれたらいいなぁと思います。

そのために「自分の命について考える時間を多く持つための学び」をさらに深めていこうと思います。冒頭で独学が好きと言っておいて矛盾するかもしれませんが、今後は「この人の言っていることをわかりたい!」という人に出会えたら、積極的に学びたいと思っています。

実際に、今読んでいる本やこれまで読んできた本のたくさんの著者さん達も私の師だと思います。たくさんの研究者の考えに触れることは、私を【自分で考える】に導いてくれるということもわかってきました。独学でやっていると言いつつ、既にたくさんの人から学んでいるのです。

その恩恵に感謝しつつ、学びをさらに楽しんでいこうと思います。



私と会ってくれた方が、私のブログを読んでくれた方が、自分の好きなことや得意なことで自分の命を表現し、さらに「自分の命について考える時間」を持ち、こころ豊かな人生を送れるように、今日も研究に励みたいと思います。

この方も独学っぷりすごいですw新幹線や電車の名前憶えまくりw好きのパワーってすごいですね〜!



monaLABO(こころの研究所)

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