今私が、一人でこころの研究所なるものを立ち上げて、毎日勉強して発信して、カウンセリングをしたりしているのって、そもそもこころが弱かったからなんですよね。

いつも人目や世間体が気になっていたし、人からの言葉を深読みし過ぎて真っ直ぐ受け取れない時期もあったし、だからこそ思っていることを人に言えないのが当たり前でした。

今過去を振り返ると、全て自分に必要な経験だったと思いつつも、まだ後悔していることもたくさんあります。

でも、当時の自分は「自分のこころが弱い」って気付いていなかったんですよね。こころが弱いから、目の前の現実が思い通りじゃないんだということには、当時の私では気付けなかった。

困っても「誰にも頼らない」みたいな姿勢も取ってた気がするけど、それは強いからではなく、本当は弱いから強がっていただけでした。

「人目が気になる」
「言いたいことを言えない」
「頼れない」

弱い三拍子が揃っていた私ですが、それは今となっては幸運だったのかなと思っています。これは強がりじゃなく本当に。

なぜなら、今この仕事をすることが出来ているから。monaLABOというこころの研究所で、研究したり、ブログを書いたり、カウンセリングしたりすることが本当に楽しいから。自分の好きなことに没頭して、結果それが誰かのためになるという経験をさせてくれたこの仕事に、出会えて良かったとこころから思います。

弱かったから、こころの仕組みに興味を持ったわけで。この仕事に出会わせてくれた私の弱さには今では感謝しています。

そして今、弱さに感謝できるようになったのは「弱いことを認めたから」だと思うんです。

自分は「弱くない、弱くない」と強がったままでいたら、ずっと弱かったと思います。弱いと認めたから、強くなれた。

強いとは、弱いことを認めることなのかなと思います。

まずは、今の自分を、過去の自分を、責める必要なんて全くないけど、「私って、弱いんじゃん」って認めることから。

弱くて全然いいんです。こころも筋トレできるから。

私の弱さが、今ブログやカウンセリングで誰かに強さを与えているように。

あなたの弱さも、いつか誰かの強さになる。

弱くていいんです。弱いから、強くなれる。

monaLABO（こころの研究所）

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