男は泣くな……!?
こんにちは、monaLABO(こころの研究所)のいしだよしみです。
今日ふと、わたしが幼稚園教諭をしていた時のことを思い出していました。
わたしが新人で、初めて受け持つクラスの新学期を迎える準備をしていた春休み、先輩の先生に言われた言葉がありました。
「わたし達先生は、“男は泣くな“って言葉は使わないようにしようねっ!男の子だって泣きたいからさ〜!!」
って可愛く言われたことがあって、その言い方はかなりサラッとしていたんだけど、
「確かに…」
と思ってすごくこころに残ったのを今でも覚えています。
こころに残ったのは、今その言葉を聞いてなかったら、何も考えずに言ってしまうことがあったかもしれない…と思ったからだと思う。
まだ上手く言葉で伝えられない子どもにとって、泣くのは大切な自己表現の一つなのに、先生に「男は泣くな」と言われたら、「なぜ…?」と悲しい思いをする子が居たかもしれない。
そう思うと、初めてクラスを受け持つ前に聞いておいてよかったなぁと思う言葉の一つでもある。
こちらの記事(男は泣くなの思わぬ弊害)では、4歳の男の子が保育園でお友達から「男の子は泣いちゃいけないんだよ」と言われたというエピソードも。先生や親だけじゃなく、友達から言われることもあるんだなぁ…。
自分が「泣かないで頑張りたい!」と思う時は、泣かないで頑張るのもいいと思うけど、「男だから」という理由で泣きたくても泣けないのは結構しんどいよなぁと思う。
自分の気持ちに反して枠を決められちゃうって、かなり不自由な感じがするよね。
そして、この枠って自分では見えない場合がすごく多い。それが当たり前の環境で育つと、縛られてるって気づけないんだよね。
育ってきた環境がその枠を作る。あなたが当たり前だと思ってることが、当たり前じゃない世界もある。
自分の枠に気付くには、全く違う世界で生きてきた人の話を聞いたり、本やブログを読むのがオススメだよ。
わたしが一番自分の枠を取りたい!と思えるようになったキッカケは、本とブログ。
「いろんな世界でいろんな人が生きてるんだなぁ…こんな生き方してもいいんだ!」って気付いたら、自分も小さな枠に収まってる場合じゃない!って思えるようになるよ☺️
わたしも今また枠を広げたくて、模索中…
あなたがもし今モヤモヤして魅力を発揮しきれてないと感じていたら、あなたの魅力を活かす場所は、もしかしたら枠の外にあるかもね☺️
男だから、女だから、親だから、子どもだから、長女だから、長男だから、高学歴だから、学歴ないから、お金持ちじゃないから…
そんな枠取っ払ってでも本当にやりたいこと、あるんじゃない?☺️